2024-06-12 140字の俳句(日日の事) 半日陰の井戸端に雪ノ下。 鴨足草と書いてユキノシタ、虎耳草と書いてもユキノシタ と読ませる。何れも形が似ていることからきている様だ。 昔は子供が中耳炎に罹ると、生の葉の絞り汁を飲ませて 治したという。 雪の下を観察した際、葉の裏が赤いのに驚いたことがある。 鴨足草内に秘めたる意気やよし 追記 葉の形はまるで鴨が水掻きの付いた足でペタペタ歩く様。 俳句では鴨足草を使うことが多いようだ。 虎の耳の形にも似ていると言うから、ご先祖様の発想力 には恐れ入る。 日当りの悪い所で可憐な小花を咲かせている。