140字の俳句

東京湾に面した広大な芝生公園は

休日になると若い夫婦や子供達で賑わう。

 

晩春の日差しに海風が心地よい。

小柄なパパが股下にすっぽり入る丈の子の両手を握り、

一生懸命歩き方を教えている。

 

遠く石油タンク群が銀色の鈍い光を放ち、

沖には何隻もの大型タンカーが停泊している。

 タンカーの巨大な睡魔春の海

 

追記 子供が小さい頃、無理に歩かせると将来ガニ股になると聞いたけど?