140字の俳句(日日の事)

明け方の住宅街。行く手の方向にボーっと浮かび上がるもの。

近づくとヤマボウシの花、真っ白な花弁?が群がるように

咲いている。まるで滝が流れ落ちるような清潔感だ。

秋になれば沢山の赤い実をつける。赤い実は生で食べられる

そうだが、実際に口にした事はない。

 黎明の街にホンノリ山法師

 

追記 知人宅の玄関前に一本の若い山法師が植わっている。

   昨年の秋口に赤い実を一つ付けた。

   食べると甘くて美味しいそうですよと告げると、

   知人は嬉しそうな顔をした。

   二~三日して見たら実は無くなっていた。

   理由は未だ聞いていない。