2024-09-10 140字の俳句(日日の事) 桔梗は秋の七草の一つだが、実際に咲き始めるのは六月 の後半、そろそろ花も終りの時期を迎える。 蕾が膨らんでラッパ状の花を咲かせると早速シジミ蝶が やって来て、花の奥まで入り蜜を吸う。二匹一緒に入って いるのを見た事がある。 彼女達にとっては恰好なサイズであるようだ。 (きちかう) 桔梗の蕾むハミングふくらかに 追記 桔梗の蕾は五枚の花弁を一つに纏めた形でふっくら 閉じている。今にも弾けそうな力を秘めて。 風に揺られながらハミングしているようだ。