140字の俳句(日日の事)

穏やかな冬の日の川辺。

枯れた蘆は総身に日を浴び僅かな風に身を任せている。

枯切った色は人の心を和ませる。何時までも見ていたいような、

大自然の御心に包まれているような・・・・・

 枯蘆の穂絮ふゆ日に身を解く

 

追記 アシかヨシか?

   本来はアシと呼んだが「悪し」に通じる為、八世紀頃から

   ヨシと呼ぶようになった由。

   現在も正式な和名はヨシを用いるが、おあし(お札)に

   引っ掛けて関西方面ではアシが好まれるとか。