今年はもうムクゲの花が開いた。
底紅と呼ばれる種類で、白の一重咲きの中心部が
赤く、宗旦木槿とも呼ばれている。
朝に開花し夕に萎む一日花。栄華の儚さを象徴する
とも言われ、夏の茶花としては欠かせないそうだ。
公園の古いブランコ花木槿
追記 通常木槿は秋の季語。
近くの小公園。鬱蒼と繁る樹木の隙間の日の当たる
スペースに一本の木槿が植えられている。
樹高は4m余、伸び伸び枝葉を茂らせている。
早朝、前を通ると花を咲かせていた。樹下の落花は数える
程しか無かったが、これからが本番。盛大に咲き、盛大に
散らして行くことになる。