2024-08-12 140字の俳句(日日の事) ギラギラ照り付ける太陽の下で、鮮やかに咲き続ける 百日紅(サルスベリ)には敗戦後目覚ましい復興を 遂げる日本人の姿がダブる。 樹皮らしきを纏わず素っ裸に近い身で酷暑に耐え、 むしろ暑さを楽しむかのように花を絶やさない。 少し前迄の日本人は凄かったのです。 赤錆びたトタンの庇百日紅 追記 原産は中国南部。唐時代の宮廷の庭に欠かせない。 花の寿命は長いようだが、個々の花は一日花。 次々に切れ目なく咲き続ける。