140字の俳句(日日の事)

棚にぶら下がる沢山の葡萄の房。

人の心を和ませ、幸せな気分にさせてくれる景色である。

房は肩の張った逆円錐形、下がる程実の数は少なくなる。

あんなに瑞々しい実を数多く付けるのに,水捌けがよく

乾燥気味な土地を好むと言う。

 房葡萄一番下は一つなり

 

追記 芭蕉に「勝沼や馬子も葡萄を食ひながら」があり、

   甲州葡萄がかなり前から栽培されていたことを、

   教えてくれる。

   コメに色々な材料を混ぜて調理し、葡萄の葉に

   包んで食べる料理があるそうだ。