2024-09-25 140字の俳句(日日の事) 俗にいうネコジャラシ。 昇る朝日を横から受けると、犬の尾 の様な房状の穂は透けて、細かい髭状の部分が黄金色に輝く。 目線を下げると荘厳な光景が現れ、夢の世界へ迷い込んだような 雰囲気を漂わす。 日を受けて夢に戻るやゑのころ草 追記 ネコジャラシは全国の道端や空地、何処にでも生えている。 生命力の強い雑草だが馬鹿には出来ない。粟の仲間なので かつては飢饉時の非常食であり、平時でも米に混ぜて 炊上げれば食用になる由。