2024-10-06 140字の俳句(日日の事) 葉の無い彼岸花も盛りを過ぎた。公園のあちこちに一塊に なって。 花から下は一本の花茎だけ、足元がスウスウしている姿は 愛らしくもあるが、何処か浮世の儚さを思わせる花。 足許を吹き抜ける風彼岸花 追記 花びらから根っ子の先まで全体に毒を持っている。 殊に秋から翌年の春まで繁る葉はニラやノビルに 似ている為、時々中毒事件を起こしている。しかし この毒がアルツハイマー病の治療薬になっているそうだ。