2024-12-07 140字の俳句(日日の事) 明るい林に静かに降り続ける落葉。 耳を澄ませば微かな音。 何処となく川合玉堂を思わせる世界がそこにある。 林間の縦の静寂落葉降る 追記 以前、高名な画家のお弟子さんという方に水墨画を 習ったことがある。 その方に伺った話だが、 玉堂は貧乏な時代が長く、主に提灯の絵付けをして 生活を支えていた。 後に文化勲章を受賞する大画家も「ちょうちん屋」と 呼ばれていた時代が有ったそうだ。 知る人ぞ知る話かもしれない。