140字の俳句(日日の事)

 

こずえに残った柿の実も落ちて、蔕を残すだけとなった。

柿の蔕は少々の風では落ちない。

これから長いこと、梢の小枝にしがみついている。

 凩や 空で笛吹く 柿の蔕

 

追記 柿の蔕で探した。著名な俳人永田耕衣の句です。

   「柿の蔕みたいな字やろ俺(ワイ)の字や」

   耕衣は伝統俳句の世界には無い、自由な言葉を

   展開したとされます。独自の道を歩んだ方です。